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vol.06 Interview

vol.07 Interview

機能訓練に特化した、
患者さんに寄り添う最善の
リハビリテーションをご提供

介護医療院よしだ リハビリテーション部副室長 
清水 淳也

吉田病院の通所リハビリは、脳卒中やパーキンソン病などの急性期・回復期の治療を終えた患者様の退院後の日常生活の能力向上や社会生活を営むためを目的とした、機能訓練に特化した通所型のリハビリです。病院との連携体制の充実を図り、目標を絞った個別強化型リハビリプログラムとなっています。

病院との密接な連携体制を図り切れ目のないリハビリで機能回復を目指す

当院の通所リハビリの一つ目の特長は、病院との密接な連携体制による充実したサポートの実現です。吉田病院では、脳卒中の治療と並行して早期からリハビリを取り入れることにも力を入れています。
それは、リハビリの開始が早いほど、そして運動量が多いほど、脳が順調に回復することが分かっているからです。一般的には、病院を退院してしまうと、なかなか同等のリハビリを受けることは難しいとされていますが、当院では、退院後も引き続き同等のリハビリを提供しています。
このような体制をとっているところは全国でも少なく、利用者様にとっては理想的な通所リハビリと言えるでしょう。

退院後の患者さんを徹底フォローリハビリに関わるすべての療法士が促通反復療法(川平法)を習得

二つ目の特長は、療法士全員が促通反復療法(川平法)を習得し、実践していることです。
川平法とは、鹿児島大学名誉教授の川平和美氏が考案した方法論で、麻痺した手足を療法士が動かし、患者さんに同じ運動を反復してもらうことで神経回路を再構築させます。手や足に刺激を与えることで脳の損傷した部分の代役を果たす神経回路の再建、強化をおこない機能回復を促進します。

手足が動かなかった人でも、川平法によって驚くほど動くようになる効果が得られることがあります。これまで提唱された方法に比べて、麻痺の回復を促進することが科学的検証で確認されている数少ない方法の一つです。利用者様からは、頭も身体も使うトレーニングが面白い、体がしっかりしてきた、面白くトレーニングができる、他院のところにはない工夫がありリハビリが楽しいなどの声を頂いております。

目標を絞ってリハビリできる個別強化型の1時間型デイの開始

当通所リハビリでは、半日型通所リハビリと個別強化型通所リハビリの1時間型デイの2種類のプログラムを用意しています。

半日型通所リハビリは、約20人が集団で運動を行う、運動機能中心型のプログラムです。理学療法士、作業療法士ともに促通反復療法(川平法)を習得しているので、手・足に関係なく対応できます。
しかし、近年のコロナ感染リスクなどもあり、集団で体操をするのは嫌だ、半日の訓練は長すぎる、主に手や足だけをリハビリしたいなど、利用者様からのご要望も多くなり、目標を絞ってリハビリができる個別強化型通所リハビリとして、1時間型デイを開始しました。

1時間型デイでは、理学療法士と作業療法士の2人体制で個別リハビリテーション・マシントレーニング・自主トレーニングをそれぞれ20分ずつ行います。個別リハビリテーションの20分間をマンツーマンで対応し、希望に沿ったリハビリを行っています。少人数制のため、短時間で目標も明確にでき、療法士とのかかわりも濃厚ですので、満足のいく充実したリハビリを受けられます。

利用者様の中には送迎範囲外からでも、どうしても専門的なリハビリを受けたいと遠方から1時間近くかけて自力で通院されている方もいらっしゃいます。
吉田病院に入院していた患者様だけではなく、回復傾向にあり集中的にリハビリを受けたいと考えている方、さらに回復するために積極的にリハビリを受けたい方、機能訓練に特化したリハビリをご希望される方は大歓迎です。医療的な措置が必要な場合でも、常時看護師が待機しておりますので安心してリハビリが行えます。

当院の通所リハビリレーションでは、急性期の治療が終わった後も患者様をフォローし続けたいと考えています。個々の患者様に最善のリハビリを提供するために日々検討を重ねていますのでぜひご利用ください。ご相談をお待ちしております。

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