新病院長就任のご挨拶
令和7年4月1日付けをもちまして、吉田泰久前院長のあとを引き継ぎ院長に就任しました南浩昭です。この場を借りまして、皆様方にご挨拶を申し上げます。
当院は整形外科を主として1952年に開設され、1968年に脳神経外科を標榜し、脳卒中および脳疾患救急を中心として医療を行って参りました。
私自身は吉田泰久前院長に手術手技をご教示いただく機会があり、2008年に当院に赴任させていただきました。私共の専門領域の一つである脳卒中・脳疾患に対して当時はまだ主流とは言えなかった脳血管内治療を、当院ではいち早く取り入れ、現在まで最先端の医療を継続しております。
2018年には脳卒中・循環器病対策基本法が成立し、当院は地域の医療機関や救急隊からの要請に対して、24時間365日脳卒中患者を受け入れ、急性期脳卒中診療担当医師が、患者搬入後可及的速やかに診療(rt-PA静注療法を含む)を開始できる施設である一次脳卒中センター(Primary Stroke Center;PSC)に日本脳卒中学会より認定されました。さらに一次脳卒中センター(PSC)の中心となることで地域の脳卒中急性期診療の中核を担う施設である一次脳卒中センター(PSC)コアにも認定され、所属する脳血管内治療専門医・指導医が24時間体制で救急治療にあたっております。
脳卒中という疾患は介護が必要となる原因の第2位とされており、その治療過程は発症時の急性期治療に加え、高血圧などの危険因子の管理、肺炎や感染症などの合併症の予防や回復期リハビリテーションなど多岐にわたります。さらに機能障害が残存した場合、在宅での生活には介護、環境調整、継続的なリハビリなどの専門的知識のある者による支援が必要となります。当院では急性期のみならず回復期や維持期の治療・管理にも重点を置き、回復期リハビリテーション病棟の開設や訪問看護・訪問リハビリテーション・介護保険施設を運営し患者様にとって充実したサポート体制をとっております。
また当院では脳疾患のみならず2021年より脊髄外来を開設しており、脊椎・脊髄疾患についても日本脊髄外科認定医を中心として最先端の専門的な治療を行っております。
私ども吉田病院は、今後も変わることなく、脳卒中・脳脊髄疾患を中心に救急医療から回復期・在宅医療まで一貫したより良い治療を患者様に提供できるよう努めていきます。
どうぞこれからも、皆さまのご支援ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
診療時間
土曜日も専門医が診察します。
午前
9:00~12:00
(受付時間:8:30~11:30)
午後
14:30~17:00(受付終了16:30)
土曜(午後診)
14:00~17:00(受付終了16:00)
※土曜(第2・4・5土曜)・日曜・祝日は休診です。
※(脳神経内科午後は受付終了 午後4時00分です)
※(循環器内科のみ火曜日午後は受付終了 午後3時30分、土曜日午後は受付開始 午後3時00分です)
※救急外来は24時間、夜間・休日対応
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