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その他脳の病気について

コラム

その他脳の病気について

顔面痙攣とは

自分の意志によらず勝手に片側の目の周りや口の周りにピクツキが生じるものです。はじめのうちは、目の周りのみですが、だんだんと口の周りにも広がっていきます。ひどくなるとピクツキにより目の周りの筋肉が硬直して目が開けにくくなることもあります。稀にピクツキに同調して耳鳴りがすることもあります。これらの症状は、緊張や疲れなどで増悪し、目をぎゅっと閉じたり、口をすぼめることで誘発されます。顔面痙攣は、生命に関わることはありませんが、ピクツキが非常に不快に感じたり、周りの人に顔がピクついて変に思われているのではないかと心配し、憂鬱になることもあります。

脳腫瘍

脳腫瘍は、脳組織の中に異常細胞が増殖する病気です。脳腫瘍には、脳組織自体から発生する「原発性脳腫瘍」と、他の臓器のガンが脳へ転移した「転移性脳腫瘍」があります。
また原発性脳腫瘍には良性腫瘍と悪性腫瘍の二種類ありますが、たとえ良性であっても頭蓋内という限られたスペ-スで増殖するため、大きくなると正常な脳を圧迫しさま々な症状を引き起こします。

症状は、腫瘍自体が神経を圧迫したり壊したりする事で起こる局所症状と、頭蓋内という限られたスペ-スの中で腫瘍が大きくなる事で起こる頭蓋内圧亢進症状があります。

主な症状

・頭痛、吐き気
・歩きにくい、手が動きにくい
・顔の麻痺、しびれ、痛み
・声のかすれ、ものが飲み込みにくい、むせる
・視力の低下、視野が欠ける、ものが二重に見える

治療方法は、腫瘍の種類、発生場所、大きくなる速度、ご本人の全身状態によって決まります。
完全治癒する場合も多いですので、気になる症状がある場合は速やかに専門医の診察を受けて下さい。


パーキンソン病

パーキンソン病は脳が出す運動の指令がうまく伝わらず、スムーズに動けなくなる病気です。
中年以降の方に多く、なにもしていないのに手がふるえていたり、歩くときに前かがみになって、歩幅が狭く、手の振りがなくなり、顔の表情もかたくなるような病気です。進行すると、こけやすくもなります。
現在ではさまざまな効果のある薬があり、症状もかなり改善が期待できます。
正確な診断および薬の使い分けには専門的な知識が必要ですので、神経内科を受診してみてください。

顔面けいれん

顔面、とくに目や口のまわり、頬の筋肉がピクピクと勝手にけいれんする病気です。
ふつうは左右どちらかの顔面がけいれんします。軽いうちは目のまわりだけですが、進行するにつれて顔面全体がけいれんするようになります。人前でお話するなど、緊張するとよけいに強くなる傾向があり、中年以降の女性に多くみられます。
原因は、動脈硬化などによって拡張、蛇行した脳の血管が顔面神経を圧迫、刺激して起こります。まれに脳腫瘍が原因になっていることもあります。

治療法としては、のみぐすりが用いられることもありますが効果がない場合がほとんどです。
その他にボツリヌス毒素製剤を局所に注射する方法がありますが、効果の持続期間は2~4ヶ月です。
根本的な治療には手術を行います。顔面けいれんの原因となっている脳血管の顔面神経への圧迫を手術によって取り除く(神経血管減圧術)方法で、約8~9割の方に改善がみられます。

三叉神経痛

顔や口の中に、発作的に電撃痛や焼け火箸を突き刺されるような痛みを生じる病気です。歯を磨いたり、顔を洗ったり、食事をしたりするときに誘発されます。原因は、動脈硬化などによって拡張、蛇行した脳の血管が三叉神経を圧迫、刺激して起こります。
まれに脳腫瘍が原因になっていることもあります。

のみぐすりの治療が有効でない場合は、定位的放射線照射(ガンマナイフ)や手術による治療法もあります。
手術によって、痛みの原因となっている脳血管の三叉神経への圧迫を取り除きます。約9割の方に改善がみられます。

顔面痙攣・三叉神経痛・舌咽神経痛専門外来ページはこちら

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認定・資格

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病院機能評価とは、適切で質の高い医療を安心して提供するために、専門の評価調査者が医療機関を中立的・科学的・専門的な視点で評価します。

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  • 日本脳神経外科学会専門医訓練施設

  • 日本脳神経血管内治療学会認定研修施設

  • 日本神経学会教育関連施設

  • 日本脳卒中学会認定研修教育病院

  • 日本脳神経外傷学会認定研修施設

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